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数字のモールス信号

数字はモールス符号のいちばん整った部分です。すべて5信号で、並び方に法則があります。

1から5までは短点が値の数だけ並び、残りを長点が埋めます。6から0は逆で、長点が前から 増えていきます。だから1は.----、5は .....、6は-....、0は -----です。

  • 0 -----
  • 1 .----
  • 2 ..---
  • 3 ...--
  • 4 ....-
  • 5 .....
  • 6 -....
  • 7 --...
  • 8 ---..
  • 9 ----.

長さは山の形になる

単位で数えると、数字の長さはきれいな山になります。

  • 0 19単位(符号全体でいちばん長い)
  • 1 17単位 / 9 17単位
  • 2 15単位 / 8 15単位
  • 3 13単位 / 7 13単位
  • 4 11単位 / 6 11単位
  • 5 9単位(いちばん短い)

20WPMなら1単位は60ミリ秒なので、0は1.14秒、5は0.54秒です。数字を並べると時間がかかる のはこのためで、無線では数字を避けられるところは避けます。

文字で数字を送る(省略数字)

コンテストのように同じ数字を何百回も送る場面では、似た形の短い文字で置きかえます。

  • T - ← 0 -----
  • N -. ← 9 ----.
  • A .- ← 1 .----

信号レポートの599は5NN、100ワットは1TTと送られます。相手も同じ約束を 知っている場面でだけ通じる書き方なので、ふだんの交信では数字をそのまま送ります。

かなを送るときの数字

和文モールス符号でも数字は同じ符号を使います。文字の体系は別でも、数字だけは共通です。

よくある質問

  • モールス信号の数字はすべて同じ長さですか

    信号の数は同じ5つですが、時間の長さは違います。長点は短点の3倍なので、0は19単位、5は9単位です。

  • なぜ数字は5信号なのですか

    10個の数字を区別するのに必要な長さであり、かつ文字と重ならないためです。4信号までの並びはすでに文字が使っています。

  • 5NNとは何ですか

    信号レポート599の省略形です。NはNine、Tは0の代わりに使われます。コンテストで時間を節約するための書き方です。